技能五輪とは?

青年技能者の技能レベルを競う競技大会であり、次代を担う青年技能者の目標として、
また優れた技能に触れる機会の提供など、技能の重要性、必要性をアピールし、
ものづくりや技能の尊さ、大切さ、素晴らしさを実感していただくことなどを目的としています。
大会は、昭和38年から毎年開催されており、23歳以下の青年技能者が参加しています。
競技は、機械組立、旋盤、フライス盤、電気溶接、自動車板金、電子機器組立、左官、
建築大工、フラワー装飾、美容、理容など約40職種で技能の日本一を競います。
機械製図職種とは
私たちの体がDNA情報をもとに形成されるように、
自動車やロボットなどの工業製品は図面の情報をもとに製作されます。
この図面を正確に分かりやすく描く競技が「機械製図」です。
図面には、品物の形状や寸法はもちろん、加工寸法や寸法精度など、製品に関するあらゆる情報が含まれています。
そのため、機械製図は非常に重要であり、「図面の良し悪しが製品価格の80%を決定する」といわれるほどです。
図面の精度や内容が、製品の品質やコストに大きく影響することから、正確で分かりやすい製図が求められます。

技能五輪大会

技能五輪大会訓練風景